あるとたたん

写真好きの前向き日誌〜只今、子育て奮闘中〜

30歳の誕生日を喜んで迎えたい

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「歳を取ることは嬉しいこと」

そう思えるようになりたいと思ったのは、19歳の夏です。

 

理想の大人

当時、バイトをしていたスーパーは自然食品を中心に販売をしている小さな店舗。一部の地域に数カ所存在しています。人生で初めてのバイトで、大人の中に入ることに緊張していましたが、店員が2〜3人のほんわかとした店舗に馴染んでいきました。店長が24歳ということもあり、雰囲気が性に合ったのかもしれません。(店長の年齢で飲食店業界は人手が厳しいって話を思い出します)

 

夏の暑い日、私は同系列の別店舗にヘルプとして派遣されました。店舗にいたのは、社員で店長のAさんとバイト1人。バイトは私と入れ代わりで帰り、初対面のAさんと2人になりました。

 

Aさんはおかっぱ頭と呼びたくなるような真っ直ぐなボブヘア、クリッとした丸い目、ぽっちゃりと言えるような身体つき、明るくフレンドリーな話し方だけど、どこか不思議さを感じさせる語尾、

”少し上のお姉さん”という感じでした。

 

ピーク時を過ぎてゆっくりとレジ周りを整えたり、陳列棚を確認したり、していた時、一人のお客さんが来て、買い物をしていきました。その方は常連さんらしく、レジにいるAさんと気さくに話をしていたところ

客「今日誕生日なんでしょ?おめでとう!」

A「ありがとうございます!」

という会話が聞こえました。

 

お客さんがお店を出て行ったあと

私「今日、誕生日なんですね。おめでとうございます」

A「ありがとうございます!」

私(年齢、聞いていいのかな…?)

A「今日で30歳になりました!」

私「30歳!?」

A「はい、三十路です」

私「30歳に見えないですね」

A「よく言われます!笑笑」

私「30歳になるの嫌だなーっとか思いませんでした?」

A「いえ、全然!30歳になれて嬉しいですよ!」

 

Aさんがキラキラした笑顔で答えてくれたのを、今でも忘れられません。

 

30歳を喜びたい

Aさんに会って「こういう大人になりたい」と思うようになりました。「誕生日を喜んで迎えたい」「毎年、歳を取ることを楽しみたい」「好きなものは好きと言う」「楽しいものは楽しむ」…年齢は関係ない。

 

30歳の誕生日を「嬉しい」と言えるような人に私はなりたい。大人になることを拒まず、受け入れていきたい。

子どもの頃に「早く大人になりたい」と思っていたように、いつまでも「もっと大人になりたい」と理想を抱いていたい。

 

その時にしか楽しめないものがきっとある。そう思えば、歳を取ることに抵抗はない。

その時できる経験をたくさんしたいし、その時感じられるものを身体中で感じていたい。歳を重ねて、経験を重ねて、できる上がっていく私はきっと楽しんでいるはず。

 

さいごに

ふとした時に思い出す店長Aの話でした。

30歳になるまであと1年。当時の店長と同じ年齢になる時、私は何を想っているのかと考え始めるのかな。そうでもないかな。

なんとなく30歳を迎えていそうで、ここで仕切り直し、軌道修正、後方確認。振り返りながら、進んでいきたいです。